DTMとDAWの違いとは？初心者にもわかる解説ガイド

2024-10-31 2024-11-16

DTMとは？

「DTM」とは「Desktop Music」の略で、日本語では「デスクトップミュージック」とも呼ばれます。主にコンピュータを使って音楽を作成することを指す広い概念です。自宅やスタジオでの音楽制作全般を意味し、楽器演奏だけでなくサンプリング、音源編集、シーケンス操作も含まれます。

ちなみに海外では「DTM」という言葉はあまり使われておらず、「DAW」や「music production」と表現することが多いです。

「DAW」とは「Digital Audio Workstation」の略で、音楽制作ソフトウェアそのものを指します。代表的なDAWには「Cubase」「Ableton Live」「Logic Pro」などがあり、録音、編集、エフェクトなどの機能が充実しています。

NolanekoScaleはCubaseを使ってます

DTMは音楽制作全体の活動を指し、DAWはその活動を支えるソフトウェアです。DAWを使ってDTMを行うという形で理解すると分かりやすいでしょう。つまり、DAWはDTMの「ツール」であり、DTMという広い概念の中にDAWが存在するのです。

DTMは1980年代から家庭用コンピュータとともに普及し始め、デジタル技術の進化に伴って広がってきました。一方、DAWは1990年代から音楽制作に欠かせない存在となり、現在ではどのプロダクションでも使われています。