もくじ
MIDIとは何か?
MIDIは「Musical Instrument Digital Interface」の略で、電子楽器や音楽ソフトをつなぐための共通の言葉です。MIDIデータは「どの音を出すか」「音の大きさ」「音の長さ」「タイミング」などの情報を記録するだけで、実際の音は含まれていません。そのため、ファイルのサイズが小さく、データの編集が簡単にできます。
MIDIの主な役割
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- 音楽の指示を伝える:MIDIデータを使って、どの音をいつ鳴らすかの指示を送ることができます。
- 演奏を再現できる:MIDIデータを使うと、同じ演奏を何度でも再現することができます。
- シンセサイザーや音源と連携:さまざまな音源で自由に音を鳴らせるので、表現の幅が広がります。
なので幅広く使われている
MIDIのはじまりは、互換性のため。
それまでは各社でそれぞれの送信システムだった。
オーディオインターフェースの役割と使い方
オーディオインターフェースは、コンピュータと外部機器、たとえばマイクやスピーカー、ヘッドホンなどを接続するための機器です。DTMでは音質向上の役割も持つため、必要不可欠な機材の一つです。
オーディオインターフェースの基本機能
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- アナログ信号とデジタル信号の変換:マイクや楽器の音声信号をデジタル信号に変換し、コンピュータで処理できるようにします。
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AD/DA(エーディーディーエー)という言葉があります。
スペックの表示によくでてきます
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- 高音質な音の録音:パソコンに内蔵されたサウンドカードよりも、もっと良い音で録音ができます。
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日常使いのためにあります
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- レイテンシーの軽減:音の遅れを減らして、リアルタイムで音を確認できます。
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オーディオインターフェースの使い方
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- パソコンに接続:USBやThunderboltを使ってパソコンにつなぎます。例えば、Focusrite Scarlett 2i2やYamaha AG03などのオーディオインターフェースを使うと良いです。
- 高級モデルの場合:Universal Audio Apollo TwinやRME Firefaceシリーズなどは、より高音質な録音が可能です。
自分の用途と価格に合うものを選ぼう
お値段の幅が大きいです - DAWソフトで設定:使っているDAWソフトでオーディオインターフェースを選びます。例えば、Cubase(キューベース)やStudio One(スタジオワン)の設定画面でScarlett 2i2をオーディオデバイスとして選びます。
- 高級モデルの場合:Apollo Twinなどは専用のUADプラグインを使って、リアルタイムでエフェクトをかけながら録音することができます。
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UADのプラグインはかなり強力
- 録音機材を接続:マイクや楽器をつないで、音の入力レベルを調整します。例えば、マイクをFocusrite Scarlett 2i2のXLR入力に接続し、入力ゲインを適切に調整します。音が割れないように最適なレベルにしましょう。Yamaha AG03はミキサー機能もあるので、コンプレッサーをかけて、音が割れにくく録音することもできます。
いろいろなタイプのオーディオインターフェイスがあります
- 高級モデルの場合:RME Firefaceシリーズを使うと、マイクプリアンプの性能が非常に高く、プロフェッショナルなクオリティの録音が可能です。また、AMS Neve 88Mといった、マイクプリアンプの機能により振り切った商品もあります。
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オーディオインターフェイスは高い物からリーズナブルなものまで
使いました
用途に合った使い方をすると、全部の商品がすばらしいです
- パソコンに接続:USBやThunderboltを使ってパソコンにつなぎます。例えば、Focusrite Scarlett 2i2やYamaha AG03などのオーディオインターフェースを使うと良いです。
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MIDIコントローラーの種類と使い方
MIDIコントローラーは、MIDI信号を送るための機器で、DAWや音源ソフトを操作するために使用されます。鍵盤型やドラムパッド型、フェーダー付きなど、さまざまな種類があります。鍵盤型のMIDIキーボードを一番使います。
MIDIキーボード
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- Korg microKEYシリーズ
特徴: MIDIキーボードとして使うのに特化しており、小さくコンパクトで軽いです。
KORG microKEY2-61 MIDIキーボードは
61鍵を小さくコンパクトにしており
用途にハマると、とてもよいです
打鍵も軽いです - M-AUDIO Keystationシリーズ
特徴: Korg microKEYシリーズと同じく、MIDIキーボードとして使う特化タイプ。大きさは普通
MIDIキーボードの使い始めとして
選択候補に入ります
- Korg microKEYシリーズ
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- Native Instruments Komplete KONTROLシリーズ
特徴: Native Instruments Kompleteソフトと連動し、音楽ソフトとのシームレスな統合が可能。
用途: プロの音楽制作や複雑な表現が求められるスタジオ作業に最適です。
- Native Instruments Komplete KONTROLシリーズ
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Native Instruments Kompleteというソフトウェア音源がもともとあります。
Kompleteは使いきれないくらい色々な音が出せるソフトが入っていて、
すごく有名なソフトウェア音源です
そういったバックグラウンドがありつつ、
MIDIキーボードでKompleteソフトウェア音源の設定がめんどう??
となり、
(設定はMIDI出力の割り当てといって、DAWで設定する)
初めから設定している商品だそう。
→Komplete KONTROLシリーズ
なので、Kompleteのソフトウェア音源を買ってから、
Komplete KONTROLシリーズ
を買うパターンが多い。
KompleteとKomplete KONTROLは別売りなので
バンドル(セット売り)がある
セット売りの例
Kontrol S61 MK3 + Komplete 15 Ultimate バンドルセット
とはいえ、とりあえずMIDIキーボードのKONTROLシリーズを
買ってほしいので、
付属で、Komplete Selectをお付けして
音源ソフトの良さを知ってもらい、
Native Instruments Kompleteシリーズの音源ソフトを
買ってもらうといった流れです。
MIDIキーボードと割り切って使うか、ピアノのように88鍵として使うか
パソコンのキーボードの手前に置くのか、奥に置くのか
MIDIキーボードは自分のベストに行き着くのに時間がかかります
パッドコントローラー
- AKAI Professional MPD218
特徴: 16個のベロシティ対応パッドがあり、ドラムやリズムの制作に最適。コンパクトで持ち運びしやすい設計。
ビートメイキングやリズムパターンの作成に便利。 - Novation Launchpad X
特徴: Ableton Liveとの完全統合が可能で、グリッドベースのパッドでビート制作やクリップ起動が簡単。
音楽制作やライブでのパフォーマンスに向いています。
デザインがかっこいい。 - AKAI Professional MPC X
特徴: スタンドアロンでの使用が可能なMPCの最上位モデル。10.1インチのタッチスクリーンやRGBバックライト付き16パッドを搭載し、シーケンサー機能も強力。
ビートメイキングや高度なトラック制作に対応。MPCと言えば、レジェンドです
お値段がお高いので、しっかりとしたこだわりを持って使う人の製品
MIDIでアサインもよいが、スタンドアロンで使うのが強力
ただ、そこにMPCがあるだけでカッコよかったりします
よくある質問(FAQ)
DTMを始めるのに予算はどのくらい必要ですか?
無料から
ピンキリではあるものの、パソコンを除けば、無料のDAWを利用すればとりあえず無料で始めれます。ただ、オーディオインターフェイス部分が弱いことがほとんどなので、オーディオインターフェイス代金が2万前後必要。
無料のDAWも制限が多いため、3~6万ほど。
MIDIキーボードなし、モニターなしでも、パソコン以外で5万ちょっとくらいは考えといた方がよいです。
楽譜が読めなくてもDTMはできますか?
できる
楽譜が読めなくても、DAW内で視覚的にメロディやリズムを編集できるため、問題なく音楽制作ができます。ピアノロール画面といって、マウスでポチポチと打ち込んでいきます。
もしくはオーディオを張り付けてつくったり、ループを組み合わせたりと方法があります。
パソコンはWindowsとMacどちらが良いですか?
好きな方
どちらでも可能ですが、使いたいDAWがどちらに対応しているか確認しましょう。一般的に、Macはクリエイティブ向けとされており、DTMユーザーにも人気です。MacのCPU、Mシリーズがすごく性能がよくて強力です。
ただ、Macはとにかく高いので、NolanekoScaleはWindowsのデスクトップをメインで使っています。
ノートパソコンでMacを使っています。
初心者におすすめのMIDIキーボードは?
好きな形で
25鍵〜49鍵の小型キーボードが扱いやすいです。初心者には、Korg microKEYシリーズやM-AUDIO Keystationシリーズの手頃なモデルが人気です。音楽の知識がなくても始められますか?
もちろん
基本的なコードやリズムを学ぶと便利ですが、オーディオを張り付けてつくったり、ループを組み合わせたりと方法があります。
始めることが大事かも。
始めると自分にとって必要なこともわかってきます。
オーディオインターフェースは必須ですか?
個人的には必須
最初はパソコン内蔵のオーディオ機能で始めても構いません。Macのオーディオインターフェースであれば、そこそこ使えるかもしれません。
しかしながら、オーディオインターフェイス部分は弱いことが多く、
ギターやベースなど接続できないため、必要になることがほとんどです。
軽量化でカンタンにDAWを使うことをメインに、
オーディオインターフェイスを使わないセッティングもしますが、
オーディオインターフェイスを使わないセッティングの方が気をつかいます。
なので、購入がオススメです。
エフェクトやプラグインの使い方がわかりません。
どうすれば良いですか?
わかるとこまで使う
YouTubeのチュートリアル動画を参考にすると分かりやすいです。初心者向けのガイドも多く公開されています。
わかる人に聞ける環境であれば聞くのが速いです。
習いに行くのもありです。
良質な本もあります。
完成した楽曲はどのように共有できますか?
mp3でやりとり
エクスポート機能でmp3やwavなどのファイルに書き出し、SNSや音楽共有プラットフォーム(SoundCloudなど)にアップロードできます。モニターヘッドホンと普通のヘッドホンの違いは何ですか?
使用目的の違い
モニターヘッドホンはフラットで正確な音質を提供するため、制作時に音のバランスを確認しやすくなります。一般的なヘッドホンは音楽鑑賞に適した音に調整されています。
もちろん、モニターヘッドホンで音楽を楽しむのもありです。
音なので最終的には好みの部分が大きいです。
機能的な部分でもう一つあるとすれば、抵抗値、インピーダンスの違いがあります。
機器はノイズの影響を減らすために、モニターヘッドホンでは高インピーダンスの場合があります。
どのくらい練習すれば自分の曲が作れるようになりますか?
ピンキリ
個人差はありますが、基本操作に慣れるまで数週間から数ヶ月程度です。最初はシンプルなループを組み合わせてみましょう。まとめ
DTMを始めるには、これらの機材や基本的な知識を理解しておくことで、更に流れよく音楽制作を楽しむことができます。 初めて使う際は、DAWや機材の取扱説明書を見ながら接続や設定を確認し、自分のペースで自分らしい音楽を作り出していきましょう。