プロフェッショナルな録音を実現する高性能コンデンサーマイク、Sony C-100。広がりのある高域と豊かな中低域を両立する革新的な2ウェイカプセル構成を採用し、音楽制作やスタジオ録音、さらには放送用途においても幅広く使用されています。このガイドでは、Sony C-100の特徴や活用方法をご紹介し、録音の質を最大限に引き出すお手伝いをいたします。この一台で、スタジオ環境をワンランク上の品質へ引き上げます。
目次
Sony C-100の概要
Sony C-100は、スタジオ録音に適した可変指向性のコンデンサーマイクで、20Hzから50kHzの広帯域収音を実現します。新開発の高域用・低域用2ウェイカプセル構成により、細部まで正確で豊かな音質を提供。単一指向性、無指向性、両指向性(双方向性)への切り替えが可能で、さまざまな録音環境に対応します。
Sony C-100の主な特徴
- 広帯域対応の2ウェイカプセル:高域用と低域用の新開発カプセルを組み合わせることで、広がりのある高域と量感のある中低域を両立。
- 3種類の指向性モード:単一指向性、無指向性、両指向性の切り替えが可能。用途に応じた柔軟な設定が可能。
- 堅牢な防振構造:亜鉛ダイキャストの防鳴筐体構造や異種金属を組み合わせた設計で、不要な共振を抑制しクリアな収音を実現。
- 高い精度と耐久性:振動膜には24金蒸着を施し、カプセルケースや電極には高精度加工の真鍮を使用。
- 日本国内生産による品質:プロ用製品を生産する工場で熟練技術者が手作業で組み立て。
Sony C-100の使い方
- 接続:XLRケーブルでオーディオインターフェースやミキサーに接続。ファンタム電源(48V)を供給します。
- 指向性の設定:録音対象や環境に応じて、最適な指向性を本体スイッチで選択します。
- 最適な環境作り:反響を抑えるための吸音対策や、録音対象に応じた配置を工夫します。
Sony C-100のメリット
- プロフェッショナルな音質:高域から低域まで、バランスの取れたクリアな収音が可能。
- 柔軟性の高い指向性:ボーカル、楽器、環境音など、幅広い用途に対応。
- 優れた耐久性:高品質な素材と堅牢な設計で長期間の使用にも耐えられる製品。
Sony C-100と他製品との違い
- 広い周波数帯域:50kHzまでの高域に対応し、他の多くのマイクでは拾えない繊細な音も収録可能。
- 防振構造:不要共振を排除する設計で、収音品質を向上。
- 国内生産の安心感:日本国内の工場で一台一台丁寧に組み立て。
よくある質問
Sony C-100はどのような用途に向いていますか?
ボーカルやアコースティック楽器に最適
Sony C-100はボーカルやアコースティック楽器の録音に最適ですが、アンビエントの録音にも適しています。
ファンタム電源は必要ですか?
はい、必要です
このマイクを使用するには48Vのファンタム電源が必要です。お使いのオーディオインターフェースやミキサーが対応しているかをご確認ください。
指向性はどのように切り替えますか?
本体スイッチで切り替え可能
本体に搭載されたスイッチを操作することで、単一指向性、無指向性、両指向性の切り替えが可能です。
保管方法は?
湿度管理と安全な場所が重要
使用後は転倒しないように安全な場所で保管し、湿度40%~50%程度を維持することをおすすめします。